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Ellora

 

エローラ石窟群

 

エローラ石窟群は、オーランガバードの北約26キロに、デカン高原の岩山の斜面にあります。直線上に伸びた34の石窟は、仏教、ヒンドゥ教、ジャイナ教の寺院が、5世紀から11世紀まで、約600年以上にも及ぶ長い年月をかけてつくられたものです。これら石窟寺院の壮大なスケールと完成度の高さはインドでも有数のもので、古代インドが生んだ素晴らしいこの石彫芸術は1983年、世界遺産に登録されました。

 

エローラ

 

●仏教窟(第1~12石窟)
仏教窟は5~7世紀につくられた最も古い石窟です。この中で特に有名なのが、第10石窟と、第12石窟です。第10石窟は、7世紀に造られたチャイティア(ストゥーパーを祀るための塔院)で、その名前は神話の神、「ヴィシュヴァカルマ」に由来し、説法をする大きな仏像が石窟内に鎮座しています。また第12石窟は、“ヴィハーラ”と呼ばれる僧侶たちが住居として使用していた3階建ての寺院です。

 

●ヒンドゥ教窟(第13~29石窟)
ヒンドゥ教窟は8~10世紀に造られた石窟で、仏教窟に比べて神々を祀るために造られ(←?ちょっと意味不明?)、ダイナミックな彫刻が特徴となっています。ヒンドゥ教窟には、エローラ石窟群の中でも最高傑作といわれている第16石窟カイラーサ寺院があります。これは一枚岩でできた建築物としては世界最大のものです。この寺院建築の特徴は、各層の一番上から削られ、装飾が完全にできあがってから、次の層へと作業が移されながら造られたところにあります。クリシュナ1世の時代に造り始められ、完成までに約200年もの歳月を要し、約20万トン以上もの岩を掘り出した想像を絶する寺院です。

 

●ジャイナ教窟(第30~34石窟)
ジャイナ教窟は9~11世紀、エローラ石窟群の最期につくられたものです。ジャイナ哲学の伝統とその禁欲主義が表れている石窟で、他の石窟と比べると大きくはありませんが、芸術的で緻密な作品は必見です。ジャイナ教窟での最大の見どころは、第32窟です。中でもここの2階部分には、素晴らしい装飾の巨大な柱と仏像があります。

 

<エローラ石窟群>
オープン:水~月曜日9:00~17:30(火曜休み)
入場料:5米ドル(第16石窟)
アクセス:エローラへはオーランガバードから現地ツアーや、タクシーなどでアクセスが可能。

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